シンタックス
myLocalSharedObject.data

説明
読取り専用プロパティ; オブジェクトの'data'プロパティには、任意の名前の属性とその値をセットにして設定できます。各属性の値には、データ型の制限はとくにありません。ArrayやNumber、Booleanなども使用可能です。たとえば、以下のステートメントは、変数"profile_so"に格納したSharedObjectに、さまざまなデータ型の値を属性として設定しています。

var lPC = new Array("PowerBook G4", 500 ,512);
var bMacUser = true;
var sFirstName = "Fumio";
profile_so.data.mainPC = lPC;
profile_so.data.isMacUser = bMacUser;
profile_so.data.userName = sFirstName;

注記: 'SharedObject.data'プロパティ自体は、読取り専用です。したがって、プロパティを直接書替えることはできません。たとえば、profile_so.data = someObjectValueという設定を行っても、Flashはこれを無視します。

'null'または'undefined'が属性に設定されると、Flashはその属性を削除します。SharedObjectに、「プライベート」値を設定することもできます。「プライベート」値とは、オブジェクトが使用されている間クライアントのインスタンスについてのみ有効で、かつ終了時にオブジェクトには保存されない値です。プライベート値を設定したいときは、そのプロパティを'data'以外の名前で作成してください。以下が、そのサンプルです。

profile_so.sMyNickname = "Mad scripter";
profile_so.sMyHobby = "Bug fixing";

Player
Flash Player 6以降。

関連項目
SharedObject.getLocal