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Macromedia Flash非公式テクニカルノート

ScrollPane.contentPathプロパティ

ID: FN0508002 Product: Flash

Platform: All
Version: MX 2004 and above

シンタックス
scrollPaneInstance.contentPath

説明
プロパティ; ScrollPaneインスタンスにロードする外部SWFまたはJPEGファイルのURL、あるいは[ライブラリ]内のMovieClipシンボルの識別子を、文字列で指定します。読込む外部ファイルのURLは、絶対パスと相対パスのどちらでも記述できます。ただし、相対パスを使う場合は、FlashのSWFファイルではなく、SWFファイルの埋込まれたHTMLファイルがパスの起点になります[*1]。

[*1] パスの起点は、厳密にはブラウザに依存します。実際Internet Explorer 4.5/Macintoshでは、パスの起点がSWFファイルになるという不具合がありました(Macromedia Flash TechNote「Macintosh Internet Explorer 4.5 でおこる不具合」参照)。この問題は、Ver.5.0から解決されています(同「Macintosh Internet Explorer 5 で改善された問題・改善されていない問題」参照)。


ScrollPane.contentPathプロパティの絶対パスおよび相対バスを用いた設定例を、いくつかご紹介します。

スクリプト001■外部JPEGファイルを絶対パスで指定

var my_sp:mx.containers.ScrollPane; // 省略可能
my_sp.contentPath = "http://imagecache2.allposters.com/images/43/033_302.jpg";


スクリプト002■HTML(およびロード側SWF)と同階層の外部SWFを相対パスで設定

var my_sp:mx.containers.ScrollPane; // 省略可能
my_sp.contentPath = "logo.swf";


スクリプト003■HTMLと同階層のフォルダswf内にある外部SWFを相対パスで指定[*2]

var my_sp:mx.containers.ScrollPane; // 省略可能
my_sp.contentPath = "swf/logo.swf";


スクリプト004■リンケージ[識別子]"movieClip_Name"が設定されたMovieClipシンボルを指定

var my_sp:mx.containers.ScrollPane; // 省略可能
my_sp.contentPath = "movieClip_Name";


[*2] ScrollPain.contentPathプロパティに設定する相対パスは、前述のとおりHTMLドキュメントを起点にします。したがって、ScrollPaneインスタンスを配置したロード側swfファイルがどこにあるかを問いません。

たとえば、下図001のようにロード側swfファイルmain.swfがロードされるlogo.swfと同階層にあっても、main.swfを埋込んだHTMLドキュメントindex.htmlがswfフォルダと同階層なら、スクリプト003の記述でロードを行います。

図001■HTMLドキュメントとswfファイルの階層例

Player
Flash Player 6.0r79以降。

参考
Flash MX 2004 LiveDocs: Using Components: Components dictionary: ScrollPane.contentPath

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作成者: 野中文雄
作成日: 2005年8月9日


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