サンプルファイルは、すべてDirector MXあるいはFlash MXで作成されています。これらのアプリケーションに加えて、サンプルによってはFlash
Communication Serverやサードパーティ製エクストラが必要なものもあるので、ご注意ください(アプリケーションも含めて、デモ版でも可)。
1 スプライトトランジション (Transition.zip)
「ライブラリ」パネルの[アニメーション] > [スプライトトランジション]中のビヘイビアを利用。
2 テキスト読上げ − SpeechXtra (Speech.zip)
SpeechXtraの'voiceSpeak'メソッドを使って、テキストを読上げます。
3 Flash Communication Server + Shockwave 3D (FCS.zip)
Director MXに、Flash Communication Server(FCS)を使用したSWFをそのまま配置できます。Director
MX(Shockwave)<->Flash MX(SWF)双方向の通信が可能。
*サンプルを動作させるには、FCSが必要。FCSアプリケーションフォルダ(flashcom/applicationsフォルダ)内に、streamTestというアプリケーション名のフォルダを作成してください(詳しくは、FCSのドキュメント参照)。
また、FCSで送受信したビデオ画像を、イメージングLingo(ビットマップ編集機能)によりShockwave 3Dのテクスチャとして貼りつけることもできます。
4 エクストラの活用
4.1 他のアプリケーションのドキュメントを開く (OpenFile.zip)
FileIO Xtra: 'displayOpen'メソッド
[Macromediaテクニカルノート: FileIO
Xtra の使い方]
Buddy API: 'baOpenFile/baGetFilename'メソッド
[Macromediaテクニカルノート: open
コマンド FAQ]
[Macromediaテクニカルノート: FileXtra
情報]
*サンプルを動作させるには、Buddy APIが必要。
4.2 PDFファイルをダイナミックに埋込む (PDFOpen.zip)
PDF
Xtra: 'PDF_Open'メソッド
*サンプルを動作させるには、PDF Xtraが必要(ただし、MacOS X版は、まだ発売されていません)。
5 Director MXとFlash MXとの通信テクニック (FlashCallback.zip)
Flash内に設定したオブジェクトを介して、Director MXとFlash MXとの相互のコミュニケーションを行います。DirectorとFlashムービーの作成が分担しやすく、修正・拡張にも柔軟に対応できます。
[注記: 2003年3月31日]
'on beginSprite'では'setCallback'コマンドの実行はできるものの、Flashオブジェクトへの参照を取得するにはタイミングが早すぎます。Flashオブジェクトの参照が取得できない('void')のまま'setCallback'コマンドを使用すると、不具合の生じる可能性がありました。そのため、サンプルファイルのスクリプトを修正し、'on
enterFrame'ハンドラでこの処理を行うことにしました(問題の内容については、下記「setCallback()」参照)。
[setCallback()]
参考: Director 8.5の場合の処理方法(MXでも使用可能)
[Macromediaテクニカルノート: FlashからDirectorにメッセージを送る]
[callFrame]
Director中級者向けに、'actorList'を使用してFlashオブジェクトの参照をビヘイビアの'property'に設定するサンプルを、ご参考までに添付します。
[actorListで参照の取得を行う修正サンプル]